写真スタジオの徒然日記

大阪心斎橋にある写真スタジオSTUDIO6(スタジオシックス)によるつれづれなる日記です

家族写真のススメ

こんにちは。

皆様お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

私は、姫路にある妻の実家に車で帰省するという荒行を行いました(笑)

総走行距離1,700km(東京⇔姫路間往復)

 

義理の父が度々車でこちらまで来てくれるので、

「いけるだろう(キリっ)」と思ってしまったのですが、、、

 

お盆まっただ中を避けて、12日夜9時に出発し、

着いたのは、翌日の朝10時。

 

途中のSAで数回仮眠をとりながら、

雨の高速をゆ〜っくり走って帰りました。

 

それにしても、

しんどかったぁ。

 

後ろで寝ている子供達を見ながら、

昔運転する父親を全面的に信頼して寝入っていたことを思い出し、

 

この子達を無事に送り届ける!という思いで、

ひたすら安全運転を心がけました。

 

ほとんど自分で運転したこともあり、

妻からも信頼してもらえたみたいです。

 

良かった☆

 

HPにも載せていますが、

 

STUDIO6のコンセプトは、

「例えば家族の絆を深めるのがフォトスタジオであってもいい」

です。

 

今回は、姫路からの車中で家族の絆が深まった訳ですが(笑)

家族っていいよね♡って思い返す場所として、

フォトスタジオが存在してもいいんじゃないかなと思っている訳です。

 

そんなに難しいことではなくて、

あっと言う間に大きくなる我が子を見ていると、

単純に、今この瞬間をのこしておいてあげたいなぁって自分でも感じるんです。

 

もちろん子供だけじゃなくって、両親だったり、義理の家族だったり、

それこそ家族の数だけ家族写真のカタチがあります。

 

今回の小旅行でも、義理の両親と久しぶりに話したわけですが、

まるで我が子のように接してくれる父に、いつも「ありがとう」という気持ちを持っています。

 

そろそろ金婚式らしいから、

写真をプレゼントしようかな♪

 

いつもありがとう。

姫路のお父さん。

 

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STUDIO6がブログに取り上げられました♪

 

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こんにちは。

STUDIO6です。

 

夏本番を迎えましたね!

 

子供の頃、夏休みになると、

母親が「大変だぁー」と嘆くのを見て、

こんなに楽しいのに何が大変なんだろう?

と不思議に思っていました。

 

ですが、いざ自分が親になってみると....

 

母の気持ちが良く分かりました(笑)

 

そんなSTUDIO6ですが、

先日とても嬉しい出来事がありました。

 

ご縁があって、ママタレントとして活躍されている

くわばたりえさんのご自宅に撮影でお伺いさせて頂く機会がありました。

 

気どらずに自然に接して下さって、

旦那さまも優しくってとても素敵なファミリー♡

 

喜んで頂いたお顔を見ると、

フォトスタジオやっていて本当に良かったなと思えるのでした♪

 

くわばたりえさんオフィシャルブログ『素敵過ぎるプレゼント♪』

http://ameblo.jp/kuwabata0324/entry-12054596045.html

 

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ニコッ♪

赤ちゃんなのに何かを達観したかのような笑顔♪

 

素敵です。

 

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STUDIO6ショートストーリー第五話〜父からの贈り物

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内気だった私は欲しいものがあっても、

なかなか親に伝えられない子供だった。

 

5歳になった私の娘が、欲しいおもちゃの前で

じっと動かずに黙っているのを見ると、

「自分にそっくり」と思わずにはいられない。

 

 

あれは小学校にあがる前だから

きっと3歳か4歳頃のことだろうか。

 

その日はたまたま父親と二人きりで出かけて、

ふとおもちゃ屋さんに立ち寄った。

 

そこには、当時女の子の間で大人気だった

キャラクターの人形が置いてあった。

 

仲の良い同じ社宅の友達が、

それを持っていてどうしても欲しかったものだ。

 

案の定、私は「欲しい」と言えず、

じっと見つめるだけ。

 

父親は気づいているのか気づいていないのか、

そのまま何も言わず二人で店を出た。

 

 

 

数日後、珍しく仕事を早く切り上げて帰ってきた父から

プレゼントを手渡された。

 

私が欲しがっていたあの人形が入っていた。

 

プレゼントをもらったことも嬉しかったけれど、

父が私の欲しいものに気づいてくれていたことが

何より嬉しかった。

 

不思議なものでその時父と話した会話は忘れても

あの日の優しい瞳だけは今も忘れていない。

 

 

 

 

たとえば、

家族の絆を深めるのが

フォトスタジオであってもいい

 

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STUDIO6ショートストーリー第四話〜短冊

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息子の通う幼稚園でバザーが開かれるというので、

家族で出かけてみた。

 

1歳半でもう言葉を話した上の娘とは対照的に、

まだ舌ったらずな3歳の息子。

 

屋台を一通り回ったあと、

何の気なしにたんぽぽ組の教室の前に飾られた

短冊に目がとまった。

 

「パパみたいになりたい」

息子の名前と一緒に書かれた言葉。

 

まるごと褒められた気持ちがして、

あったかくなった。

 

やっと父親になれた気がした。

 

 

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STUDIO6ショートストーリー第三話〜言えなかったありがとう

小さい頃から、僕は無類のおじいちゃん子で、

散歩にいつも連れて行ってもらっていた。

 

ただ手をつないで、二人で近所をくるくると歩いていた。

 

おじいちゃんのしていた仕事の話だとか、

昔兵隊さんだった時の話だとか、沢山聞かせてもらっていた。

 

でも、高校生くらいになると、話しかけられてもはぐらかしてばかりになった。

たまにちゃんと話したら、「おじいちゃん久しぶりに孫と話せてすごく喜んでいたよ」って言われていたっけ。

 

大学生になったある日、おじいちゃんが事故で亡くなったという知らせを聞いた。

 

話したい事が沢山あるのに、もういくら話しかけても答えてはくれなかった。

 

おじいちゃん、ありがとう。

 

それだけでも伝えたかったな。

 

心残りの大半は、言えなかった「ありがとう」だったりする。

 

今のうちにありがとうを贈ろう。

 

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